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ちりげ日誌

ことのは配達人 詩乃の日々のことを、つれづれと記載中

星野富弘さんの花の詩画展に行く

星野富弘さんを知っていますか?

1946年生まれ 現在70歳でしょうか。

彼は口に筆をくわえて文や絵をかくかたです。

星野さんは群馬大学教育学部保健体育科卒業後 中学校の教諭になります。

ここでのクラブ活動の指導中頸髄を損傷、手足の自由を失ったのです。

そう、だから彼は病院に入院中 口で筆をもちかきはじめたのです。

 

私が彼を知ったのも、病院のベットででした。

お見舞いに 星野さんの著者『速さのちがう時計』をプレゼントされたのです。

 正直、最初は見るのが辛かったです。だからしばらく引き出しに閉まってしまいました。

 どうしてこのひとは こんな風に 生きている喜びを、感謝を かくのか?

 もう動かないからだで 

 

私は その時 失望いや絶望していたのでしょう。

 『わたしはもう動けない。ここから(入院していた病院)出ることもないだろう。

生きていても仕方がない。』

  私はこの頃 どうすれば死ぬのか?と日々、生きていました。

 いえ、生きながらえていました。

 

 星野さんは、ふるさとの自然。子どもの頃から眺めてきた山々や川の流れ

 四季折々に咲く野の草花に導かれて生きたそうです。ふるさとで奥さまをはじめたくさんのかたとの繋がりもあったことでしょう。

 その自然を描いた数々の作品。

 今回、初めて展覧会で生の作品を拝見しました。

  星野さんが 決して特別なひとではなく 辛く何もかも投げ出したくなることも、泣き続けた日も、悔しい思いも怒りもあって、だけれどそれから目を背けないように、かくことを続けてきたのではないか。と思いました。そしてそんな日常にも転がっている小さな喜びに気づけたひとなのではないか。と思いました。

 

 どんなに どん底にいたとしても 

  あなたのそばには ちいさなしあわせが きっとあるよ。

 そんなことを教えてもらいました。